最近ではダイエットの話もよく耳にしますよね。
それに伴い、ダイエット食品や飲み物などもスーパーやコンビニ、ネットでもよく目にするようになってきました。
現代では、科学技術も進歩したことにより色々なダイエット食品や飲み物があります。
そんな中…商品名をそのまま信じて騙されてしまっていることもあるよという話をこのブログではご紹介させていただきます。
最近よく見かける「0(ゼロ)kcal(カロリー)」や「kcal(カロリー)オフ」
騙されていませんか?
最近よく見る0(ゼロ)kcalの飲み物についての真実のお話をします。
恐らく、知っている人は知っているお話になりますが、意外と知らない人も多いと思いますのでこのブログを書いています。
代表的な「〇〇コーラ」の「〇〇コーラ 0カロリー」という商品がありまます。
正直、普通の「〇〇コーラ」の味との大きな違いはボクは感じません。
それなのに…kcal(カロリー)0(ゼロ)…不思議ではありませんか?
※カロリー…以下kcalと表記します。
そうは言いつつもボクもゼロコーラ買う時はあります。
カロリーを控えたいと思う時はあえて選んで購入することはあります。
あとはお酒です。
ビールなどは、糖質〇〇%オフや、〇〇カロリーオフなどなどをよくみかけます。
確かにカロリーはオフなのです。
しかし、先日このような方がいました。
「0(ゼロ)kcalと書いた物を選んで飲んでいるのだけれど、全然痩せないです」と相談されました。
その方は確かに0(ゼロ)kcalの物を飲んでいました。
が、痩せない理由は明白でした。
飲む量が、尋常ではなかったのです。
0(ゼロ)キロカロリーのお酒、 500mlの缶を1日に1箱(24本)飲んでいました。
驚きですよね。
もちろん、この事例は極端ではありますが、このようなことも現実ではあっています。
他のブログでも書きましたが、お酒は脂肪燃焼を阻害する要因になります。それに加えて…カロリー摂取…痩せるはずもないのです。
0(ゼロ)kcalの真実
結論…0(ゼロ)kcalは、0(ゼロ)kcalではありません。
では、何が違うのか…
国の基準があり、ある一定のレベルを下回っていれば0(ゼロ)キロカロリと表記しても良いという決まりになっています。
その基準というのは
100mlあたり5kcal未満 であれば、0kcalと表記して良いとなっています。
ということは、500mlの0kcalと表記されている飲み物を買って飲むと
5kcal×500ml(100ml×5)=25kcalという計算になります。
先ほどの方を例に出すと…
25kcal(1本)×24=600kcal となります。
これは考え方ですが、24本飲んで600kcalで抑えることができていると考えるのか?それとも、600kcalもあると考えるのか…
600kcalはポテトチップス1.8袋分
バニラアイス1.6個分
ショートケーキ1.6人分
に相当します。
それを毎日、通常の食事に加えて摂取していれば…どういうことになるか…カロリー過多ですね。
ちなみに、カロリーオフ表記は、100mlあたり20kcal未満という基準を満たしていれば可能です。
0kcalの約4倍です。
これは、
500mlで換算すると
20kcal×500ml(100ml×5)=100kcal
となります。
これも先ほどの方を例に出すと…
100kcal(1本)×24=2400kcal となります。
ここまでくるとさすがに恐ろしい数字になってきますね。
ちなみに、2400kcalを消費しようとすると、フルマラソンを完走するレベルです。
恐ろしいカロリー量です。
なので、カロリーオフやカロリーゼロというのは本当の0(ゼロ)ではないということです。
この辺は間違えないように注意していきたいですね。
余談ですが、「 甘さ控えめ」の表記に関しては、基準が設けられていません。
なので、甘さ控えめというのは全く、基準がわかりません。
甘いものが凄く好きな人からすると、控えめかもしれませんが、甘いものが苦手な人からすると、甘いと思うかもしれません。
あとは「砂糖不使用」の表記です。
この表記は、実際には砂糖は不使用ですが、果物などで代用されています。
カロリーOFF以外にも注意したいこと
カロリーオフの飲み物でも味は変わりなく普通に甘くて美味しいとですよね。
では、なぜにカロリーを控えているにも関わらず甘さは変わらないでしょうか?
カロリーは砂糖の量にほぼ比例すると言っても過言ではありません。
当然、これにはからくりがあります。
甘味の元、「人工甘味料」というものを使用しています。
砂糖を使用しない代わりに、人工的に作られた甘味の元です。
いわゆる、添加物です。
これらの添加物は、カロリーは控えるようにはできてます。
しかし、添加物で人工的なものであることに変わりはありません。
一定量であれば、体に害はないとなっていますが、過剰に摂取することは体を害する可能性は大いにあるということを理解しておいてください。
なんでもそうですが、やはり過剰は良くないということです。基本的には、適度な量が原則です。
添加物に関してはボク個人的には少し気にするようにはしています。
というのも、現代ではあらゆる食品、飲み物に添加物は含まれているので、完全に取らないようにするとなるとなかなか大変なものです。
費用も結構かかってきます。
なので、可能な範囲で添加物に関しては取らないように注意をしています。
今回ご紹介した0 kcalの飲み物もできるだけ控えるようにはしていますが、時には飲みたくなることもあるので、そういう時はカロリーを控えたいか添加物を控えたいか、その時の状況によって判断しているというのが正直なところです。
0 kcalの飲み物は存在しない?
結論、カロリーが0(ゼロ)の飲みもをは存在します。
それは、お水です。
あとは数種類のお茶。
これらに関しては0 kcalになります。
ほうじ茶は0 kcalです。
紅茶は100mlあたり11 kcal。もちろんストレートティーです。
ブラックコーヒーは100mlあたり4.1 kcal。
ブラックコーヒーは人口の添加物はありませんが、カフェインが含まれているので、過剰摂取は禁物です。
これらを参考に、ダイエットや健康面に気を付けられている方は飲みもをを選ばれると良いのではないかと思います。
最後に
厳しい話にはなりますが、ダイエットしたいとなった時、楽して痩せるなんてことは基本的にはあり得ません。
飲み物なども0 kcalだからと疑わずに摂取していれば思ったよりも1日を通してカロリーを摂取してしまっている可能性もあるので要注意です。
表記にはくれぐれも騙されないで、常に疑いの目をもって選びたいですね。
ダイエットは辛いことも多いですから、無理なく自分のペースで続けることのできる内容で進めていきましょう。
そして、頑張っているあなたとあなたの体にたまにはチートデイということでご褒美をあげることも大切です。
あなたのダイエットが成功することを願っております。
この記事を書いた人
【profile】
オットゥー
理学療法士|ロード・トレイルランナー|悩めるアラフォーサラリマン
・29歳の時にガンを患い、本気でダイエットを決意。
・34歳で本格的にランニングを始め30kgダイエット成功する。
・35歳で精神的に追い込まれ、急に涙が溢れてきたり、人と話ができなくなったり、ふさぎ込んで何をしても上手くいかない、活気が出ない症状となり、「適応障害」の診断。書籍やメンターと出会うことでメンタルが回復。少しずつ、思考の変化もこのころからみられるようになる。
このころから「自分自身の一度きりの人生を悔いのないように生きよう」と強く思うようになる。・同じ年に人生初のフルマラソンで記録 3時間 26分。初マラソンサブ 3.5達成
その後はランニングに夢中になり、その他のフルマラソンやトレイルランニングレースなどに出場。
・現在は訪問理学療法士としてリハビリが必要な方のサポートを行いながら、少年野球チームの指導者としても活動。その他、SNSで発信したり、健康推進活動を行っています。
「日々、ストレスなく自分の人生をより豊かに生きていける人が一人でも多く増えてほしい」「後悔しない人生を送ってほしい」と願っています。
ボクは「悩めるサラリーマンの味方」です。
【資格】
●理学療法士
●呼吸療法認定士
●がんのリハビリテーション研修会修了
●RYT200修了(ヨガインストラクター)
詳細なプロフィールは→こちら!!
オットゥー,理学療法士,ロードランナー,トレイルランナー,悩めるアラフォーサラリーマン | 悩めるアラフォーサラリーマンの味方 (nlabo864.com)
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