我慢して働かなくて良い。我慢は美学ではない。つらい時は逃げましょう

メンタル
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先日、衝撃的なニュースがボクの目に飛び込んできました。

病院で勤務するお医者さんが過重労働によって自殺をしてそれが労災認定されたというニュースでした。

内容を聞くと…100連勤だったそうです。

ちょっと衝撃的過ぎて言葉を失いました。

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そんなお話を体験談も交えて書かせていただきます。 

ボクは5連勤でも結構きついです。

100連勤だなんて…それこそブラック企業中のブラック企業です。 

なぜ100連勤もしなくてはいけなかったのか…そして、なぜ雇用主はそれを許したのか…

ちょっと考えられません。

世間でもお医者さんは人手不足にて激務という話は有名です。

ちなみに…

厚生労働省が行った「令和元年 医師の勤務実態調査」によると、全診療科平均の1週間の労働時間は56時間22分ただし、診療科によって異なり、例えば、脳神経外科の場合は1週間61時間52分、精神科の場合は47時間50分でした

医師の休日数については、医療施設によって異なるが、一般的には4週6休や4週8休、週休2日などの勤務形態がある。 ただし、医師の勤務形態は多様であり、病院によっては土日祝日も勤務する場合もある。また、当直勤務もあるため、休日数は診療科や病院によって異る。

とのこと。

お医者さんは診療科によっては、手術などを行うこともあります。

大きな手術では何時間、長い時は10時間を超える手術となり、その間立った状態で集中していなければなりません。そんなこと誰にでもできるようなことではありません。

少なくとも、人の命を救う仕事をされている方が、自分の命を犠牲にしてまで しなくてはいけないなんて…本末転倒ではないでしょうか?

こんなことがまかり通っていては、これからの日本では益々医者不足は進行し、高齢化は進み、医療業界に多大なる課題を背負わせることになるのは間違いありません。ただでさえ、医療費は日本経済を圧迫している状況です。これ以上、医療の問題は避けていきたいと思うのはボクだけでしょうか?

人の命を救う立場の人に…100連勤…

まともに仕事なんてできる状況ではありませんよね。

そして、ボク個人的に許せないのは…この病院側の言い分…100連勤の中には「自己研鑽の時間も入っている」なんてことも言っていました。

仮にそうだったとしても、言わなくて良いこと…そして、よくそんなことが言えるなと本当に腹立たしくなりました。

人の命を何だと思っているのか…病院を経営する人間とは思えない発言でした。

過重労働と自殺の関係性

簡単に過重労働と自殺の関係性について少しまとめてみました。

過重労働と自殺の関係性については、長時間労働が原因で精神的な疲れが蓄積し、うつ病や自殺に至ることがあるとされています。

過労自殺においては、長時間労働が直接的な原因となることもありますが、その他のストレス要因の影響も大きく、長時間労働はあくまでも引き金となることが多いようです。

労働基準法によると、労働時間は1日8時間、週40時間を上限とし、これを超える時間外労働については、時間外労働の上限時間を定め、労働者に対してその上限時間を超えて時間外労働をさせることは禁止されています。

また、過労死等防止対策推進法により、労働時間の短縮を目標に挙げています

過労死等防止対策推進法によると、長時間労働を減らすには、その原因を減らすことが特に重要であると考えられます。過労死等防止調査研究センターによると、長時間労働によって精神障害を発症し自殺に至ってしまった方々がどのような働き方をしていたのか、その実態についてはあまりよくわかっていません。

しかし、労働時間の短縮を目指すことで、過労死や過労自殺を防止することができるとされています。

以上のことから、労働時間の短縮が過労死や過労自殺を防止するために重要であることがわかります。

また、労働基準法による労働時間の上限を守ることも、過労死や過労自殺を防止するために必要なことです。

こういったニュースや話を聞くたびにボクはいつも「自分で命を絶つ前にどうにかならなかったのかな」と思います。

今回はお医者さんでした。察するに、100連勤を受け入れて頑張って我慢されて働かれていたということを考えても真面目で患者さん想いの方だったのだろうと思います。

そんな方であれば、医者はどこの病院も 人手が足りていないので、職場を変えたりすることとかできなかったのかな…と本当に思います。

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同僚の自殺

ボクも実は、以前働いていたところで同じようなことがありました。

同僚が自殺しました。

理由は恐らく違ったのですが…少なくともブラック企業ではありませんでしたからそこが原因ではないと今でも考えています。理由は今も知りませんし、もうわかりません。

この時も どうにかならなかったのかなって、本当に思いました。

余談ではありますが、そんな経験もあり、ボクはメンタルのことやストレスのことなどをよくブログで取り上げているということもあります。

自分を追い込んで自殺にまで追い込む人が一人でも少なくなってほしいと願っています。

そんなボクも一度「適応障害」を経験しています。その時のことを考えるとボクも他人事ではなかったかもしれません。

本当…生きていてほしい。それだけです。

生きていてこそ…生きていればどうにかなります。

命を絶つと必ず…必ず悲しむ人がいます。どうかそうなる前に対処してほしいのです。

自分の命をかけてまで追い込まないでください。

必ず、救いの手を差し伸べてくれる方はいます。人を頼ってください。

そして、逃げ出すことも必要です。

日本人は我慢するこが美学みたいな考えがどこかありますが、そんなことはありません。

「仕事」は手段、生きるための手段です。「仕事」のために「仕事」をしないでください。


自殺をする前の兆候

  1. 絶望感について語り始める。
  2. 発作のように突然怒り出す。
  3. 無謀なことをやったり、後のことを考えずに危険なことをやったりする。
  4. 身動きがとれない気分だとか、問題の解決策が見つからないなどと口にする。
  5. 自傷行為(薬物やアルコールの乱用もこれに含まれる)に至る。
  6. 引きこもりがちになったり、不安や動揺を見せることが多くなる。
  7. 過去に自殺未遂をしたことがある。
  8. 食欲が極端に落ちている。

ただし、これらの兆候があるからといって、必ずしも自殺をするとは限りません。自殺を考えている人には、生活の中でたいてい何らかのサインを発しています。身近な人が自殺を考えているということは、家族を始めとする周りの人にとっても、非常に辛いことです。それゆえに、周りに心配をかけまいと、いつも通りにふるまってしまうことも多いものです。とはいえ、家族やパートナーなど身近にいる人は、「自殺を考えている場合、早く気づいて助けてあげたい」と思うことでしょう。自殺を考えている人は、生活の中でたいてい何らかのサインを発しています。たとえば、以下のような言動が見られないかをチェックしてみることも大切です。

  1. いつも自分を責める発言、悲観的な発言が増えた。
  2. 朝の調子がとても悪くなった。
  3. 最近、ストレスにつながるライフイベントがあった。
  4. 体調の悪い状態が続いている。
  5. 家族とも顔を合わせたがらない。
  6. 過去に自殺未遂をしている。
  7. 身の回りを整理している。
  8. 食欲が極端に落ちている。

自殺を考えている人に対しては、できるだけ早めに精神科を受診し、治療をスタートさせることが大切です。初診の際には家族やパートナーが付き添い、サポートする側としての心得や処方薬の服用方法も、一緒に確認しておきましょう

ほんとに、生きていてほしいと思います。切実な想いです。 

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最後に

今回のお医者さんは、まだ20代です。まだまだ先が長いであろうその命を自ら絶ってしまいました。

本当に悔しいです。こんなことにならないように自分自身も気を付けておかないといけませんし、家族や友人、パートナーなど身近な人も注意しておく必要があります。

このような劣悪な環境でも就業は絶対あってはいけませんし、打開できます。

相談先

身近な人に相談できない場合は以下の相談先があります。

必要に応じて、相談してください。

  1. 労働基準監督署
  2. 総合労働相談コーナー
  3. 労働組合
  4. 弁護士

労働基準監督署は、企業などが労働関連の法律を守っているかどうかを監督する機関です。一定の労働関連の法律違反が疑われる場合に、労働基準監督署へ相談・申告することができます。

総合労働相談コーナーは、幅広い労働問題について相談に乗ってくれます。労働問題を解決するための相談先として、労働基準監督署と並んでよく知られています。

労働組合は、労働者の権利を守るために設立された団体です。労働組合に加入することで、労働者の権利を守るための支援を受けることができます。

弁護士に相談することで、個別の労働問題について専門的なアドバイスを受けることができます。労働問題に強い弁護士を探すことが大切です。

以上の相談先を利用することで、労働環境が悪い場合に適切なアドバイスを受けることができます。

この話ブログを見てくださったことで、悩まれてる方のほんの少しでも気持ちが軽くなれば幸いです。

生きてこそです。生きていくことを苦しく思わないでほしいです。

無理はせず、逃げることは悪いことではありません。逃げるこも必要だということをどうか理解しておいてください。

この記事を書いた人

【profile】

オットゥー

理学療法士|ロード・トレイルランナー|悩めるアラフォーサラリマン

・29歳の時にガンを患い、本気でダイエットを決意。

・34歳で本格的にランニングを始め30kgダイエット成功する。

・35歳で精神的に追い込まれ、急に涙が溢れてきたり、人と話ができなくなったり、ふさぎ込んで何をしても上手くいかない、活気が出ない症状となり、「適応障害」の診断。書籍やメンターと出会うことでメンタルが回復。少しずつ、思考の変化もこのころからみられるようになる。
このころから「自分自身の一度きりの人生を悔いのないように生きよう」と強く思うようになる。

・同じ年に人生初のフルマラソンで記録 3時間 26分。初マラソンサブ 3.5達成

その後はランニングに夢中になり、その他のフルマラソンやトレイルランニングレースなどに出場。

・現在は訪問理学療法士としてリハビリが必要な方のサポートを行いながら、少年野球チームの指導者としても活動。その他、SNSで発信したり、健康推進活動を行っています。

「日々、ストレスなく自分の人生をより豊かに生きていける人が一人でも多く増えてほしい」「後悔しない人生を送ってほしい」と願っています。

ボクは「悩めるサラリーマンの味方」です。

【資格】

●理学療法士

●呼吸療法認定士

●がんのリハビリテーション研修会修了

●RYT200修了(ヨガインストラクター)

詳細なプロフィールは→こちら!!

オットゥー,理学療法士,ロードランナー,トレイルランナー,悩めるアラフォーサラリーマン | 悩めるアラフォーサラリーマンの味方 (nlabo864.com)

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